人間には生まれつき同情心があるか

 人間の赤ちゃんには生まれつき弱い立場のものに対する同情心が備わっている、とする実験を京都大学でやったそうである。ある図形が別の図形を攻撃する動画を赤ちゃんに見せて、同じ図形のオモチャを見せると、攻撃されていた図形の物を選ぶことが多い、ということである。これをもって人間には生まれつき同情心がある、と結論づけている。

 賢明なる読者諸君は、こんな話を「ふーん」などと言って鵜呑みにしてはいけない。そんなわけねーだろ! どつかれている図形を選んだからってそれが同情心からだと思うのは、あまりに安直に過ぎる。ロビンは「攻撃してくる奴は自分も攻撃してくるかもしれないと思うからだ」と考えたのだが、ロビン父の意見はさらにひねったものであった。
 ロビン父によれば、「子供はたとえ虐待されていても、『完全に無視されるよりいい』と考える」のだそうである。発展として「愛してくれてるから自分を殴ってるんだ」とかなんとか考えるようになる(というか思いこむというか)。虐待されている子供が、それでも親から離れたがらないというのと同じである。どつかれている図形を選ぶのは、「かまってもらっている」と勘違いし、かまってもらえる図形を自分と同一視して選ぶ、というのが父の意見である。京都大学チームはこれを読んだら、ロビン父を顧問に招聘しても良い
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by Robin96 | 2014-06-17 21:02
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