愛の朝三暮四

 昨日は友人の結婚式だった。実に良い式だった。BGM選曲に東方のアレンジが混じってたこと以外は。誰だよ雅楽アレンジの「Bad Apple」とかいれたの!
 チャペルでの司祭の説教に、ロビンにしては近来まれに見るほど感銘を受けたので、チラシの裏代わりにここに書いておこうと思う。なお、普段は最初の30秒だけ聞いて、あとは落書きモードに入っている模様。いつもいつもお花畑なこと喋りやがってクッソつまんねーんだよ! 聖職者ほど殺人事件ミステリーとか読みふけってるべきなんだよ!

 「荘子」からの故事。ある王様が、海鳥が飛来したのをめでたいしるしと喜び、捕まえてさまざまにもてなした。立派なかごに入れ、珍味を並べ、素晴らしい音楽を聴かせてやったが、鳥は鬱々として三日後に死んでしまった。王様は海鳥を愛したが、海鳥はその愛ゆえに死んでしまうのである。
 これとは別に、同じく「荘子」に由来する朝三暮四という有名な故事がある。猿が好きで沢山飼っている人が、懐が苦しくなってきたので、「これからはどんぐりを朝三つで夕方四つにしよう」と猿たちに言うと、猿たちは怒った。「それなら朝四つで夕方三つにしよう」と言うと、猿たちは喜んだ。この逸話は「よく考えたら同じことなのにごまかされて納得しているアホ」という解釈が一般的だが、実はもうひとつ違う解釈がある。猿の飼い主は猿たちのことが大好きで、猿の意思を尊重していた。内心「バッカでー同じことなのに」とは思ったかもしれないが、それを口に出して怒らせるようなことはしなかった。それは相手を愛して尊重しているからであり、愛するというのはそういうことなのである。

 すげーいい話だなーと思ったけどキリスト教と全然関係なくていとおかし
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by Robin96 | 2014-06-23 22:12
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